2014年 11月 09日
出生前診断~Eテレ『バリバラ』を見て。
『出生前診断』。
もうね~、結論は出ませんよね。
正直言って。
でも、Eテレの『バリバラ』を見て、今日1日頭の中がずーーっとその事でいっぱいでした。
内容は、ダウン症のあべけん太さんが大学生達に
「出生前診断は差別ではないのか」
などと問いかけ、大学生達も率直に意見を言うような内容で、
途中にけん太さんのお父さんも登場されました。
学生さんの中には、今回の話を聞いて
「ダウン症であっても産んでみたいと思った」という人もいれば、
涙ながらに「それでも産めないと思う」と正直に話した人もいました。
私もね、正直言うと、偏見まみれの人間でした。
障害のある方、特に知的障害のある方とは、なるべく関わらずに過ごしてきました。
そんな私がダウン症児の母ですよ。
そんな偏見まみれの自分を分かっていただけに、本当にやっていけるのか、
次男坊を産んだ当初は、すごーーーーく不安でした。
だから、出生前診断をしていたら、おそらく、産んでなかった、と思う。
だから、検査の結果、産まない選択をした人を責めることはできません。
でもね、けん太さんのお父さんも話していらっしゃいましたが、
ダウン症児が産まれた家庭が不幸かって聞かれたら、そんなことはありません。
少なくともうちは、絶対に不幸じゃないし、幸せだと言えます。
きっと、たくさんの家庭がそうだと思います。
私だって最初からそんな風には言えなかったけど、そこを乗り越えて今がある。
だからこそ、誰にでも乗り越えられると言いたいんです。
健常児に産まれたって、交通事故に会って障がい者になるかもしれない、
もしかしたら、難病を発症するかもしれない。
自分の子がそうなると思って育てている親はいないと思いますが、
実際にそうなったら、最初はショックでも受け入れて、なんとか頑張ってやっていこうって思うでしょう。
その子にしてあげられる、精一杯のことをしてあげようと思うでしょう。
それと一緒だと思うんです。
子どもを持つということは、そもそもそういうリスクも負う、ということだと思うんです。
絶対乗り越えられるお母さん、お父さんたちもいるはずなのに、
「ダウン症=不幸」というイメージだけで、
愛情をもって育てられたかもしれないダウン症の子が、産まれる前に幸せになる可能性すら摘まれてしまう現実がある以上、私は出生前診断には反対、と言い続けます。(その判断をした親御さんを責める意図はなく、その制度自体に反対という意味です。)
そして、次男坊の無邪気な笑顔を見ると、
「出生前診断しなくて良かったな~^-^」
と思うのです。
学生さんの意見を聞いていると、
「あぁ、この人は自分が『かわいそう』と思われる立場になるかもしれないってことを、全く想像してないんだなぁ」
と思うことがありました。
前にも書きましたが、今の当たり前が未来の当たり前ではない。
誰にだって弱者になる可能性がある。
その事に気付けたら、もっと違う意見が聞けたのかなぁ、と思いました。
・・・なんだか、書きたいことを書けたような、書ききれてないような。。。
言葉一つで、立場の違う方を傷つけてしまいかねない内容なので、
非常に書くのに時間がかかりました。
でも、これは当然ながら、私の立場からの個人的な意見ですので、ね。
他の方のブログで、出生前診断で病気が分かったけれど出産されて、
事前に覚悟ができていたので、検査をして良かった、と書かれているのも読みました。
立場が変われば、考え方も変わりますよね。
なので、やっぱり答えは出ない。
私は反対だけれど、私の意見が絶対ではないと思っています。
皆さんがそれぞれに考えて、それぞれの答えを出してくださればいいのかな、と思うのです。
・・・というところで、落ち着こうと思います。
とりあえず書けてよかった!
1日考えをまとめたくて悶々としてたので(笑)。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました^-^
もうね~、結論は出ませんよね。
正直言って。
でも、Eテレの『バリバラ』を見て、今日1日頭の中がずーーっとその事でいっぱいでした。
内容は、ダウン症のあべけん太さんが大学生達に
「出生前診断は差別ではないのか」
などと問いかけ、大学生達も率直に意見を言うような内容で、
途中にけん太さんのお父さんも登場されました。
学生さんの中には、今回の話を聞いて
「ダウン症であっても産んでみたいと思った」という人もいれば、
涙ながらに「それでも産めないと思う」と正直に話した人もいました。
私もね、正直言うと、偏見まみれの人間でした。
障害のある方、特に知的障害のある方とは、なるべく関わらずに過ごしてきました。
そんな私がダウン症児の母ですよ。
そんな偏見まみれの自分を分かっていただけに、本当にやっていけるのか、
次男坊を産んだ当初は、すごーーーーく不安でした。
だから、出生前診断をしていたら、おそらく、産んでなかった、と思う。
だから、検査の結果、産まない選択をした人を責めることはできません。
でもね、けん太さんのお父さんも話していらっしゃいましたが、
ダウン症児が産まれた家庭が不幸かって聞かれたら、そんなことはありません。
少なくともうちは、絶対に不幸じゃないし、幸せだと言えます。
きっと、たくさんの家庭がそうだと思います。
私だって最初からそんな風には言えなかったけど、そこを乗り越えて今がある。
だからこそ、誰にでも乗り越えられると言いたいんです。
健常児に産まれたって、交通事故に会って障がい者になるかもしれない、
もしかしたら、難病を発症するかもしれない。
自分の子がそうなると思って育てている親はいないと思いますが、
実際にそうなったら、最初はショックでも受け入れて、なんとか頑張ってやっていこうって思うでしょう。
その子にしてあげられる、精一杯のことをしてあげようと思うでしょう。
それと一緒だと思うんです。
子どもを持つということは、そもそもそういうリスクも負う、ということだと思うんです。
絶対乗り越えられるお母さん、お父さんたちもいるはずなのに、
「ダウン症=不幸」というイメージだけで、
愛情をもって育てられたかもしれないダウン症の子が、産まれる前に幸せになる可能性すら摘まれてしまう現実がある以上、私は出生前診断には反対、と言い続けます。(その判断をした親御さんを責める意図はなく、その制度自体に反対という意味です。)
そして、次男坊の無邪気な笑顔を見ると、
「出生前診断しなくて良かったな~^-^」
と思うのです。
学生さんの意見を聞いていると、
「あぁ、この人は自分が『かわいそう』と思われる立場になるかもしれないってことを、全く想像してないんだなぁ」
と思うことがありました。
前にも書きましたが、今の当たり前が未来の当たり前ではない。
誰にだって弱者になる可能性がある。
その事に気付けたら、もっと違う意見が聞けたのかなぁ、と思いました。
・・・なんだか、書きたいことを書けたような、書ききれてないような。。。
言葉一つで、立場の違う方を傷つけてしまいかねない内容なので、
非常に書くのに時間がかかりました。
でも、これは当然ながら、私の立場からの個人的な意見ですので、ね。
他の方のブログで、出生前診断で病気が分かったけれど出産されて、
事前に覚悟ができていたので、検査をして良かった、と書かれているのも読みました。
立場が変われば、考え方も変わりますよね。
なので、やっぱり答えは出ない。
私は反対だけれど、私の意見が絶対ではないと思っています。
皆さんがそれぞれに考えて、それぞれの答えを出してくださればいいのかな、と思うのです。
・・・というところで、落ち着こうと思います。
とりあえず書けてよかった!
1日考えをまとめたくて悶々としてたので(笑)。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました^-^
by FUN_WAVE_425
| 2014-11-09 01:26
| ダウンちゃん育児日記
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